クレジットカード動態調査
日本クレジット協会(JCA)は、クレジットカード発行会社24社を対象としたクレジットカード動態調査の2011年10月分の集計値を発表しました。
これによると、2011年10月分のショッピング信用供与額は、2,664,110百万円で、前月比では3.1%の増となり、キャッシング融資額は、130,726百万円で、前月比では5.0%の減少となっています。信用供与額合計は、2,794,836百万円で、前月比では2.7%の増加となりました。
ショッピングは2011年5月以来6カ月連続で前年同月比が増加、キャッシングは2006年8月以降63カ月連続で前年同月比が減少となっています。
このようにショッピング額が増加傾向にあります。これはショッピングの利用者が単純に増えているのかもしれませんが、ショッピング枠を現金に換金する「クレジットカードの現金化」の影響もあるのかもしれません。
ショッピング枠を利用して現金にすることができる、この換金行為はクレジットカード会社は認めておりません。また、換金行為は取締りの対象にもなっています。さらに、自己破産時にはクレジットカードの現金化をしたことで免責不許可事由に該当します。
どちらにしても、結局は自分の債務を増やしてしまうことになります。クレジットカードのショッピング枠現金化は絶対しないようにしてください。借金整理には、弁護士や司法書士へご相談ください。